廿日市市で行なわれた細見谷関連のシンポジウムに出席。
細見谷は廿日市市吉和にある。ここに林道を通そうという事業があることは、従来からお知らせしてきたとおり。
松本の立場は「林業振興に名を借りた、不要不急の農林土木(公共工事)」であるとして、細見谷の林道事業には一貫して反対の立場を取ってきた。
今回のシンポジウムでは、発言を求められたため、
昨年11月の選挙前に、本件公共事業に関する公開質問状を頂き、それに回答して以来の関わりであること。昨年12月に現地に視察に訪れたこと。衆議院の予算委員会の分会でも農水省、環境省の姿勢をただしたことなどを紹介。
その経験を踏まえ、細見谷保全のための現実的なアプローチとして2つ提案をさせていただいた。
1.地元として当該事業をどう考えているのかを農水省、林野庁、緑資源機構に対し明確にする必要があるのではないか
何よりも地元廿日市市の姿勢を明らかにすることが先決。来年3月には廿日市市議会議員選挙も予定されている。この好機をつかまえ、林道事業に反対している一部の団体としてではなく、「地元の皆さん」でこの問題をもう一度考えるべき。合併を予定する大野町でも編入に伴う選挙も予定されているはず。この問題についての「地元」の姿勢を明確にするのにまたとないチャンス。地元の重要課題としてもう一度考えていただきたい。肝心の地元がどうなのか、賛成なのか反対なのか意向を明確にすべき。
2.もし反対なら、細見谷周辺を「特別保護地域」に格上げしたいという要望を県から環境省に上げるよう、地元として要請してみてはどうか
1.の結果、地元として本件事業に反対、細見谷保全すべしとの立場を取るのなら、県から環境省に「特別保護地域」への格上げ申請をあげてもらうよう、地元から依頼してはどうか。
いずれにしても、肝心要の当事者たる地元としてどう考えるのか。これを明確にしない限り、この問題は前に進んでいかないように思う。