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2006年 3月 12日(日) 友引

広島

 卒業式

昨年に引き続き地元中学の卒業式に参加。

卒業生の入場に拍手が無い。
校長先生やPTA会長のお祝いの言葉にも拍手が無い。
卒業証書を授与された生徒にも拍手は無い。
大きな拍手がはじめて出たのは、なんと在校生と卒業生との言葉と歌の交換のあとだ。
その後再び拍手で卒業生退場を見送るという段取りであった。
私の住む町がそうなのか、西区がそうなのか、広島がそうなのか、なんでも「卒業式では拍手は最後にするもの」というならわしがあるらしい。
この学校の卒業式が僕にとってはいつも思わずじーんとこさせるほど感動的であるだけに、松本はいつも拍手したくてしょうがない。
儀式はなかなか難しい。

夕方再度中学校へ。
今度は夜間中学の卒業式に参加。
今回が51回目という長い歴史を持つ夜間中学の卒業式である。
働きながら、子育てしながら、学んでいる中国人の方12名の小さな卒業式だ。
年齢は18歳から51歳までと卒業生もバラエティに富む。
こちらは卒業生入場から拍手でお迎えくださいとのことだったので遠慮なく大きな拍手を送る。
数十年前にご卒業された夜間中学OBの方の心のこもったごあいさつにも大きな拍手があり、卒業証書授与にも1人ずつ大きな拍手がある。
証書を受け取った卒業生の方の顔は非常に誇らしげである。
昨年も感じたが、このときの表情がえもいわれぬ位素晴らしい。
もっとも素朴な形の卒業式の原点ともいうべき姿だ。
来年もきっとまた来たくなってしまうに違いない。

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