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元衆議院議員 松本大輔のホームページ

3問目(はたらくおじさん)

文部科学委員会日本学術会議法改正をめぐる質問に立つ。今日のお相手は茂木科学技術担当相と、日本学術会議の黒川会長。今回の質問も、もちろん衆議院TVのウェブサイトでお楽しみいただけます。

さて、本日は、かつて学者の国会と呼ばれた「日本学術会議」をめぐる法改正がテーマ。今回の法改正により、総合科学技術会議と車の両輪として、科学技術立国に資する提言を行なうとしているが、松本は、そもそも行政機構の庇護の下にあるべきではないと考えている。その理由は、行政に対する不断の批判的な検証を行なうことを生業とすべきと考えているからである。そのためにはやはり中立性、独立性が担保されていなければならない。したがって行政機構からの独立という抜本改革に着手すべしという立場からの質疑を展開した。

学術会議は海外のアカデミーと比較される。アカデミー。いうまでも無く、プラトンが開設した「アカデメイア」に由来する。プラトンは人間を「洞窟の中の囚人」と述べた。議事堂近くの国会図書館のカウンターにも刻んである通り、「真理はわれらを自由にする」ものである。今回の改正案で、学術会議は、なにものにも囚われることなく真理を追い求めることよりも、行政機構の庇護の下という不自由を選ぶことになりはしないか。

我々をシビレさせるのは、周囲におもねることなく真理を求め、世の中を変えていくんだという気概を持つ科学者である。行政の庇護の下でそうした牙を失ってしまうのであれば、単なる延命措置に過ぎない。学者が担うべき「教育」という役割、「社会的責任」「国内外の広い社会での貢献」に鑑みれば、学ぶことや働くことの意味を見出しかねている若者たちのためにも、なんのために学ぶのか、真理を探究することの意味とは何なのか、学ぶことと社会に働きかけること、働くことと社会と関わりを持つこと。その意味をポジティブに捉えさせてくれるような気骨ある方々であってほしい。アスリートであれ、アーティストであれ、アントレプレナーであれ、「匠」であれ、大人になるのも悪くないなあと思わせてくれる人、「働く」のも悪くないなあと思わせてくれる人たちの大勢いる国は、とても魅力的である。松本事務所で研修中のイカちゃん、イクラちゃん、イケダちゃんの3名には、はたらくおじさんの姿がどう映っているんだろうか…はたらくおじさん@国会