だから、ダイスケ - 松本大輔のホームページ

元衆議院議員 松本大輔のホームページ

補正予算

平成16年度の補正予算案が予算委員会を通過し、本会議に緊急上程される。
17時30分本会議開始。
今回の補正予算案には本来の災害対策費の割合が3分の1しかない。
また、被災者が一番求めている住宅再建支援が欠落している。

とはいえ被災者の皆さんが抱いておられる生活の困難さと将来不安に思いを致せば、一刻も早く本補正予算案を成立させることによって、国を挙げて被災者・被災地を支援する姿勢を示すことが重要である。 そこで今回、異例ではあるが補正予算案に対して賛成することとした。
本予算案が会一致で衆議院を通過するのを見届け、広島への最終便で戻る。

さて、住宅再建支援について少し補足したい。
これについての見解を求めたわが党の代表質問に対し、総理は官僚答弁を読み上げた。
我々が求めたのは、「現行の法律の解釈」がどうなっているかではない。
法律のほうがむしろ現状にそぐわない場合は、改正して復旧に全力をあげるという「政治的判断」をする決意・用意があるかどうかである。政治家同士で議論する意味はそこにある。
しかし総理としての見解が語られることは結局最後までなかった。

子育て支援に関し、出産費用の保険適用を検討すべきではとのわが党の代表質問についても、おそらく官僚が書いたであろう現行の保険法の解釈を読み上げ、妊娠・出産は怪我や病気じゃないから保険適用は不可との趣旨の答弁を行なった。ここでも我々が求めたのは総理としての「政治的判断」だ。しかしこれもまた総理の口から語られることは無かった。
我々民主党と総理とのやりとりがかみあわない大きな理由がそこにある。

私が銀行をやめ、政治の道を志したのは「憤りと危機感」からだった。
決断と説得のリーダーシップを放棄した政治の怠慢に対する憤りと、
難問山積の日本でそのような政治が続けられていて、この先わが国は本当に大丈夫かという危機感である。

決断しない政治、その決断を実行に移すために周囲の同意を得ようという説得の努力を放棄する政治は、もうたくさんである。