だから、ダイスケ - 松本大輔のホームページ

元衆議院議員 松本大輔のホームページ

138、K、エクスタシー

法務省から性犯罪に関するヒアリング

LRT推進議員連盟の会合に出席。平たく言えば超低床の新型路面電車を推進しようという会合だ。ちなみにLRTは、地下鉄に比べてコストの面でお得なところも魅力の一つ。
地下鉄の1kmあたりの建設価格は250億円。対するLRTは15億円。17分の1ぐらいのコストであげることができる。

松本の地元は今も路面電車が走る地域。
現在はグリーンムーバーの愛称で親しまれるドイツ製超低床車両(LRV、1台が5両編成で3.4億円)も走っている。
3月には(隣の選挙区を走る路線に)日本初の国産超低床車両(1台3.2億円)が登場の予定。
路面電車の軌道を超低床車両(LRV)が走るだけでは、あくまでも新型路面電車に過ぎない。
今後信号待ちの解消や、広島特有のクランクなどの解消を実現できれば、つまり車両(LRV)だけでなく、軌道なども含めたシステムそのものをLRTに変えることが出来れば、バリアフリーの水平式エレベーターとして期待も出来る。

麻薬取締等実態調査。文部科学委員として、また法務委員として関心があるためだ。
渋谷のクラブなどではエクスタシー(MDMA)に加え、Kと呼ばれる白い粉が幅を利かせているらしい。
Kはケタミンという動物用の麻酔などに使われる薬物。
問題はエクスタシーのような違法な薬と異なり、所持や流通そのものは違法ではない点である。

そうした意識を持ちながらまずは関東信越厚生局の麻薬取締部へ伺った。
麻薬・覚せい剤取締業務の実態について、最近の薬物情勢について本物の白い粉やMDMAなど見せていただきながらお話を伺う。オランダなどから輸入されたMDMAは、アジアですりつぶされ、ケタミンなどを加え、1粒を2粒に増量する形で日本に持ち込まれているものもあるようだ。

実物をながめることで、MDMAは昔売られていたラムネ菓子に色をつけたような外観、そして単に飲めばよいという摂取の容易さが、多くの若い人たちの警戒心を麻痺させていることが実感できる。

さらに全国に200人いらっしゃる麻薬取締官の方からもお話をうかがう。
人間には137または138個の急所があるらしい。(ちなみに男性が138であることは言うまでもない)
松本も取り押さえの現場の実地体験をかね、そのうちの一つをキメて頂いたが、本当に痛かった。
現場で危険と隣り合わせになりながらがんばっていらっしゃる取締官のかたには、本当に頭が下がる。

続いて府中刑務所へ。昨年に続き2度目の訪問。
ここでは過剰収容の問題について触れておきたい。
府中刑務所の定員は2842名。しかし実際に収容されているのは3136名。大幅な定員超過状態にある。そのため本来の6人部屋に、ベッドを2つ持ち込んで8人部屋とし、ベッドに寝ない受刑者がベッドの下に足を突っ込んで寝ているというのが現状である。
相部屋だけでなく、一人部屋でも二人収容されているという状態の部屋が約130室も存在する。

このような状態が続けば、いつなんどき「騒ぎ」が起こってもおかしなくないほどのストレスがかかってくることは容易に想像できる。刑務所が治安の最後の砦たりえなくなろうとしているわけだ。

ちなみに収容者の内訳は日本人2580名、外国人536名。
日本人受刑者の罪名で最も多いのは、覚せい剤その他の薬物。
これが日本人受刑者全体の33.1%を占める。
外国人も同様で、外国人受刑者全体の36%を占めている。

つまり、受刑者の6人に1人が外国人、およそ3人に1人が「覚せい剤その他の薬物」で入所。
という現状である。

先述した刑務所の過剰収容渋滞の解消に、薬物対策と外国人受刑者の母国への移送条約締結交渉が重要なことが理解いただけるのではないか。

とりわけ薬物対策は、犯罪そのものの抑止、青少年の健全育成の観点からも極めて重要である。
私が所属している法務委員会では、この通常国会で監獄法の改正が予定されている。
薬物関連受刑者の矯正教育プログラムをこの目で見るなど、今後も現場に足を運んでまいりたい。