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広島市事業説明会

広島市事業説明会に出席

岡本太郎氏の壁画「明日の神話」の誘致問題を球場問題と絡めて質問

市の答弁は

・現在情報収集に努めている
・市民団体などの動向を見守っている
・球場跡地については壁画を誘致する場合の設置候補地のひとつとなるかどうか検討したい
・課題をつめ、可能であれば誘致を目指す

というものであった。

市長は6月の定例記者会見で「恒久設置に強い関心を持っている」「努力していきたい」と述べたと伝えられる。

だからこそ答弁に期待したのだが、今回の答弁は市長からのものではなく、市の職員の方から行われた。設置に強い関心を持っているとは「誘致を目指す」ということかという問いにも「課題をつめ可能であれば誘致を目指す」という答弁が(市の職員の方から)返ってきた。

市長の熱意や本気度を推し量ることはできなかったのは大変残念だ。

球場跡地利用の方策を考えている広島市として、跡地利用と壁画誘致をあわせて考えられないかとの問いには「候補地のひとつとなるかどうか検討したい」ということであったが、すでに別の候補地が存在するのか、これから別の候補地を探す努力をするのかどうかも明らかになっていない。

努力をするというのは、財政面から反対する人たちを説得できるよう、市の財政負担を和らげるような例えばPFIなど公設公営に限らない金融手法なども検討することを含むのかという問いに対しては、答弁の中に回答は含まれていなかった。

まず誘致を目指して前向きに検討するということでなければ出来ない理由ばかりが「課題」として挙げられかねない。商品開発と一緒で、できない理由ばかり考えているようでは大きな仕事は出来ない。

それなのに「課題をつめてから可能なら誘致を目指す」というのはやや腰が引けすぎていないか。
市民団体の動向を見守るのも、情報収集も大事だが、どうすれば可能になるのか、みんなで知恵を絞りたいという広島市としての主体的な努力を聞きたかった。

もちろんわたくしたち広島市民としても、あきらめの壁に負けないよう、市民で政治を動かし、政治が自らの決断で行政をつき動かしていけるよう、がんばっていかなくてはならない。
球場が移転するにせよ、現在地で立て替えられるにせよ、丹下健三氏が平和公園を設計したときの慰霊碑と原爆ドームをむすぶ聖なる縦の軸の延長線上、つまり球場周辺にこの壁画をぜひとも設置したい。

明日の神話の誘致問題をきっかけに国際平和文化都市の名に恥じない都市計画を考えていくべきだ。