だから、ダイスケ - 松本大輔のホームページ

元衆議院議員 松本大輔のホームページ

臨時国会にあたって

臨時国会が始まった。今日は内閣委員会も開かれた。

筆頭理事として、国会対策副委員長として、謙虚に丁寧に国会運営を行ってまいりたい。

参院はねじれたので解散総選挙をすべきだとの意見も聞くが、今回は参院で過半数を得ている政党はない。自公、自公みん、自公みん立ち上がれ改革でも過半数に達しない。

つまり衆院を解散し総選挙を行ったとしても、この参院の構成が変わらない限り、たとえ今の野党が次の衆院選で勝ったとしても、ねじれは解消しない。

これをどう受けとめるべきか。今回の厳しい選挙結果は野党ともよく話し合え、謙虚になれ、知恵を出せという国民からのメッセージと受け止めるべきではないか。法案修正も含め、謙虚に丁寧に合意形成の努力を尽くしていくことが重要になる。

当然法案成立に要する時間は長くなる。従来のように通常国会で60本、80本、100本と法案を仕上げていくことはひょっとしたら困難になるかもしれない。しかし大事なのは成立する法案の数ではなく、その中身だ。何を変えたのか、何を成し遂げたのか、それこそが重要だ。

わたくしが初めて総選挙の投票に出かけたのは前回の政権交代のとき、つまり細川政権が誕生した93年の選挙だ。当時は大学3年生だった。残念ながら細川・羽田政権は10か月で崩壊した。

しかしたった10か月であったがあの政権には大きな意味があった。政治改革関連法案を成立させ、選挙制度を今の小選挙区制へと変えたからだ。それが、国民自身が選挙で政権を選択することができるという今の二大政党へとつながった。

あの政権がなかったら、小選挙区制にかわっていなければ、地盤も看板もカバンもない私がいきなり衆院選に挑戦するということもなかったかもしれない。

わずか10か月の細川・羽田政権は世襲やお金持ちでなくとも、志さえあれば誰でも政治に参画できるという開かれた政治への第一歩を踏み出した。

衆議院に残された任期は3年。ではその3年間で菅政権は何を成し遂げるのか、後世に何を残すのか。覚悟を決め、課題の優先順位付けを行う必要がある。昨年の夏、皆様からお寄せいただいた政治を変えてくれとの悲痛な叫びはどこから来るものだったのか、いったいなんのために政権を変えようと皆様が思われたのか、民主党に何を期待されたのか、その原点に立ちかえってもう一度信頼とご期待をお寄せいただけるようがんばりたい。