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「愛国心」比較


教育基本法に関する特別委員会民主党委員が集まり、
民主党の新法について勉強会が行われました。

民主党案についてはこれまで何度かご紹介してきましたが、
(参考:5/15のフォトギャラリー5/16のフォトギャラリー
今日は何かと話題になっている「愛国心」についてご紹介します。

民主党新法
前文
日本を愛する心を涵養し、祖先を敬い、子孫に想いをいたし、伝統、文化、芸術を尊び、学術の振興に努め、他国や多文化を理解し、新たな文明の創造を希求することである。…
×政府案
第2条(教育の目標)第5項
伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。

民主党では、日本を愛する心を持つことは当然であることから、
「日本を愛する心を涵養し」と法律の前文で明記しました。
涵養(かんよう)とは、「自然に水がしみこむように徐々に養い育てる」という意味です。
法律の前文は、全条文の法的解釈の指針となるもので、法的拘束力はありません
したがって、決して押しつけるものではありません。

一方政府案は、「我が国と郷土を愛する態度を養う」という表現で、
法的拘束力を伴う条文本体の第2条に盛り込んでいます。
しかも「教育の目標」として法定することで、子どもへの押しつけとなるおそれがあります。
小泉総理は「強制しない」と答弁していますが、国会答弁には法的拘束力はありません
法律の条文にどう書かれているか、が全てなのです。
さらに「態度を養う」との表現は日本語として不適切であり、意味不明です。