読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

だから、ダイスケ - 松本大輔のホームページ

元衆議院議員 松本大輔のホームページ

もっと大事なことがある

11月30日、与党がカジノ法案の審議入りを押し切ったという報道がありました。

 

11月は過労死防止啓発月間でもありました。電通への強制捜査もありました。過労の問題がこれだけ深刻化している中で、これを一社の問題にとどめず、再発防止をいかに図っていくかが立法府に問われています。ところが、働く人の命と健康を守るための長時間労働の是正法案、民進党の議員立法が審議拒否され、たなざらしにされている一方で、カジノ法案の審議とその成立が優先される。

 

経済効果が見込まれるという声があるにせよ、今このタイミングで国会の延長を決めて最初に手を付けるべき法案が果たしてこれなのか、首をかしげざるをえません。

 

仕事が未明まで続き体が震えるというつぶやきもあったと報道もありました。クリスマスの朝、お母さんに電話をかけ、その後自ら命を絶たれたという本当に痛ましく、やりきれない思いのする事件でした。命を削ってまで働く人がいる、孤独と絶望の淵に立たされる人がいる、悲痛な叫びを訴えるご家族がいる。娘を持つ父親の一人としても、二度とこのような悲劇が繰り返されぬよう、速やかに実効性ある法整備を図っていく必要があると考えています。

 

政府も働き方改革と訴えています。先月は過労死防止啓発月間でもありました。私たちは既に法案も提出済みであり、国会も延長され、審議時間も確保できる。なのに、延長を奇貨として最初に手を付けたのは豪華リゾート施設でのカジノの環境整備。

 

私は強烈な違和感を覚えています。

 

こんなことがまかりとおらないような緊張感を、政治にもう一度取り戻していきたいと強く思っています。

 

まじめに働く人の声、ご家族の声、生活者の声を代弁する、もう一つの選択肢に私たちはなりたいと考えています。

 

信頼回復の道のりは依然として厳しいと実感する日々ですが、もう一つの選択肢になれるよう、これからも全力でがんばっていきたいと思います。