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大人の本気

今年も運動会の季節がやってきました。私は運動会のリレーを見るのが大好きです。

 

どんなに離されても、転んでも、懸命に次の走者につなごうとする子どもたちの姿、本気で走る子どもたちの姿には、私のような、ちょっとくたびれたおじさんの心をわしづかみにしてしまう、何かがあります。

 

そして、くたびれてる場合じゃねえなあと、ハタと気づかされます。

 

こどもの本気は素晴らしいものですが、こどもの「伸びしろ」を作るのは、大人の全力疾走であり、大人の本気だと思うからです。

 

指導者の本気、先生の本気、保護者の本気、あるいは憧れのスポーツ選手の本気かもしれません。

 

こどもの伸びしろは、日本の伸びしろであり、それはつまり希望です。

 

だからこそ、大人の本気で、こどもの本気に火をつけて、こどもの伸びしろを引き出す。オヤジのはしくれとして、そういう大人でありたいと、「本気で」「全力で」次の世代を応援する、一番真剣に考える。そういう政党でありたいと、活動してまいりました。

 

政権担当当時、児童手当を基本一人5千円から1万円に倍増させ、対象年齢もそれまでの小学6年生までから中学3年生までに拡充しました。

 

高校無償化を実現し、消費税は子育て支援にも使えるように変えました。

 

 

でも、まだ道半ばです。だから、もっと進めたいと考えています。

 

 

報じられるところによれば消費増税の使い道は借金返済と半々だと。税収増分5兆円の半分はまず借金返済に充てられ、残りのうちの1兆円は軽減税率に充てられます。

 

残った財源は、就学前教育、保育の無償化に優先的に配分すべきだとなれば、実際には高等教育にいくらさけるのか、定かではありません。

 

社会保障の充実のための増税のはずなのに、障がい福祉や介護や医療といった制度横断で自己負担の上限を設定しようといういわゆる総合合算制度の創設も見送りとなっています。これでは本末転倒であり、増税の前提が崩れ去っているようにも感じます。

 

実際の税率引き上げは2019年10月。まだ2年も先の話です。

 

時機だけ決めてとにかく引き上げさせてくれ、あとの使い方は白紙委任と言うわけにはいきません。国会審議から逃げることなく、消費税収増5兆円はこう使うという具体的な議論を国民に開かれた形で進め、国民に判断材料を提供すべきですし、納税者の理解を醸成する真摯な努力をもっと積み重ねていくべきです。

 

高等教育の負担軽減にどれだけ充てられるか現状でははっきりしないという現状を改めるため、私は、この際、軽減税率を見直して、教育費負担の軽減により多く予算を割いてはどうかと考えています。

 

軽減税率は食品である限り、どんなに高級なフルーツであれ、高級なお肉であれ、高級な魚であれ、減税対象です。

 

むしろ高級であるほど、高額であるほど、たくさん買えば買うほど、一律2%減税ですからメリットが大きくなる。

 

その一方で、義務教育に通うこどもたちの鉛筆も消しゴムもノートも、赤ちゃんの紙おむつも軽減税率の対象ではありません。

 

これは妥当な線引きと言えるでしょうか。

 

しかも1兆円もの経費が使われることになります。

 

線引きは商品ではなく所得に、還付は定率・青天井ではなく定額で。そうやって貴重な財源をより効率的、効果的に使うことで、浮いたお金を教育費負担の軽減に充てる。

 

たとえば消費税の負担軽減策を4000億円規模にまで圧縮し、浮いた6000億を教育負担の軽減に充てることが出来れば、高等教育に進む学生さんの学費を毎月1.5万円減額することが出来ます。

 

看護学校などの専門学校や高等専門学校の授業料は6~7割引き、国公立大学の授業料も私が大学生だった当時まで引き戻すことが出来ます。私立の文系に進む人も約80万の授業料が2割引きになる計算です。

 

そのことで、高等教育の進学率は全体平均73%なのに、一人親世帯に限れば4割、児童養護施設に限れば2割に過ぎないという、生徒本人の自由な意思に基づく進路選択の結果とは言い難いほどのかい離を埋めていく。

 

チャンスと希望、未来の伸びしろと自分を試す喜びに満ちた日本を作っていく。

 

孫の成長を楽しみにしてくれている親たちに、地域であたたかく見守って下さっている先輩方に、安心して長生きしてほしいから、全ての世代が安心と希望を分かち合えるもう一つの未来を作っていきたいと考えています。

 

がんばります!