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「国対」という仕事について

すでに、ご案内のとおり、
野田新体制の下、私は「国会対策副委員長」を拝命した。


国対副委員長は3度目。
あまり目立たない仕事ではあるし、
色々と手間がかかる仕事ではあるが、
やりがいがあるし、気に入っている役割だ。


なかなか、わかりにくい仕事であるので、
今日は、少し細かく、その仕事内容について、ご説明したい。


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①チーム編成と分担
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まず、国会対策委員会というのは前述の通り、
「国会における審議が円滑に進むようにする」係である。


国対委員長である平野博文さん(元官房長官)の指揮の下に、
国対委員長代理に、松本剛明さん(前外務大臣)と加藤公一さん(元首相補佐官)、
そして、私を含めた7名の国対副委員長、
という、少数精鋭?のチームで仕事を進めていく。


たった7人の副委員長で、衆参の30以上の委員会を管轄する訳だから、
一人あたりの担当は4~5の委員会ということになる。


私の担当は、
「内閣委員会」
「環境委員会」
安全保障委員会
文部科学委員会
「郵政改革に関する特別委員会」
という衆議院の5委員会であり、
ここにおける各種「法案の成立」について、
しっかりとサポートしていく役割だ。


環境委員会では、
細野大臣が進めてる「原子力安全庁」の設立のための法案の審議が控えているし、
放射能を帯びた瓦礫の撤去等も環境省の管轄だ。


文部科学委員会では、
原子力損害の賠償に関する法律」などもある。


内閣委員会では、
国家公務員法」の改正等、様々な案件がある。


安全保障委員会では、
私が政務官だった頃からの積み残し案件がある。


郵政改革に関する特別委員会は、
通常国会から継続審議になっている
郵政改革関連法案が残っている。


うーむむむ。。。。
責任重大、なかなか、しびれる仕事になりそうだ。


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②仕事の中身
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主な業務としては大きく3つある。


1)内容の把握
 まず、各委員会において提出される予定あるいは提出済の「法案」について、
 その内容について、きちんと把握することが必要となる。
 特に、私はこの1年、ほとんど防衛省安全保障委員会のことばかりやっていたので、
 他の4つの委員会の「法案」について、急いで、勉強をし直す必要がある。


2)野党との折衝
 次に、法案の審議に入るためには、野党側との話し合いが必要だ。
 しっかりと、丁寧に交渉していく。
 審議時間や開催の時期、質問時間の配分等。。。


3)進捗状況の確認
 そして、審議に入ったら、最後はきっちり「成立」まで持って行く必要がある。
 この8月末で終了した通常国会では、
 220日の会期の間に、政府提出の90法案が審議されたが、
 そのうち成立したのは72本。法案成立率は80.0%。
 残念ながら、提出された法案が100%成立する訳ではない。
 
 成立しない原因は様々だが、
 途中で審議が暗礁に乗り上げたり、
 審議時間が足りずに、継続審議になったりすることが主な要因。
 そのようにならないよう、きっちりと進捗状況を確認し、
 必要に応じて、しっかりと野党側と折衝・調整をしていくことが大切だ。

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③例えるなら・・・
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この8月末までは「防衛大臣政務官」という役割で、
政府の一員として、主に、「法律や予算の案を作る側」であった。


製造業にたとえるなら、今までは「商品開発」ないしは「工場」の側であり、
飲食業にたとえるなら、今までは「料理を作る側」であった。


これからは、「国対副委員長」として、
それを野党に「売込んで行く」という役割になる。


製造業だと、「営業」という役割だし、
飲食業だと、「ホール」という役割に相当するのだろう。


「作り手」と「売り手」。
「政府」と「与党」。
「公務」と「党務」。

この両輪がリンクして、政府と与党が一体となって、
初めて、政治は機能する。


なかなか、ねじれ国会という状況下、
「買手」である野党の力が強いという状況は否めないが、
しっかりと「売込んで」いって、
政治の歯車をしっかりと回していきたい。


引き続きのご指導の程、よろしくお願い致します。